オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—7月23日—日本のオペラは、この日から始まった

【7月23日】日本のオペラは、この日から始まった

⚫️1757年、スカルラッティ(ドメニコ・1685-)が、マドリードで亡くなっています。彼は多くの鍵盤楽器による楽曲が多く、オペラは『捨て去られたディドーネ』『ハムレット』など数曲が残っているのみです。ちなみに父は、オペラにおけるナポリ楽派の始祖とも言われている同姓のアレッサンドロ(1660-1725)。
⚫️1866年、イタリアの作曲家チレーア(フランチェスコ・-1950)が、パルミで生まれています。出世作『アドレアーナ・ルクヴクール』(1902)で、ヴェリズモ・オペラ作曲家としての名声を手に入れたのです。そのほかに『アルルの女』『ティルダ』『ジーナ』などの作品があります。
⚫️1903年(明治36)、日本初の日本人によるオペラ公演『オルフォイス』が、上野の奏楽堂で上演されました。これはグルックの『オルフェウスとエウリディーチェ』で、お雇い音楽教師ノエル・ペーリの指導のもとで、柴田環(のちの三浦環)がエウリディーチェ役にあたる百合姫を歌っています。
⚫️1998年、ドイツの名バリトンとして人気のあったプライ(ヘルマン・1929-)が、クライリングで心臓発作のため亡くなっています。7月に69歳の誕生日を迎えたばかりでした。晩年はハンブルクの音楽大学で後進の指導を行い、自伝も執筆。1988年にはザルツブルク音楽祭で『フィガロの結婚』の演出も行っています。(誕生日の7月11日の項参照)


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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