オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—2月19日—懐かしい昭和の名歌手たちの生と死

【2月19日】懐かしい昭和の名歌手たちの生と死

⚫️1914年、リッカルド・ザンドナーイ(1883—1944)『フランチェスカ・ダ・リミニ』、トリノ、王立歌劇場で初演。当時、人気作家だった原作者ダンヌンツィオの協力を得て完成。
⚫️1923年、昭和を代表するソプラノ砂原美智子(-1987)が、広島で生まれています。藤原歌劇団には入り、プリマドンナとして活躍。パリのオペラ・コミック座など海外でも活躍。『夕鶴』の海外初演(チューリヒ)にも出演、成功を収めています。
⚫️1932年、傑出した演出家ジャン=ピエール・ポネル(-1988)、パリで生まれています。バイロイトにおける『トリスタンとイゾルデ』は革新的な演出でした。
⚫️1975年、『夜間飛行』『ヨブ』『ウリッセ』などを革新的なオペラを書いたイタリアのルイージ・ダッラピッコラ(1902-)、フィレンツェで死去。
⚫️1988年、二期会を創設した日本を代表するテノール柴田睦陸(1913-)、東京で死去。睦陸は「むつむ」と読みます。念のため。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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