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「調布から音楽を発信する」音楽祭ー調布国際音楽祭が、6月24日~7月1日に開催ーエグゼクティブ・プロデューサー、鈴木優人氏へのインタビュー

「調布から音楽を発信する」音楽祭ー調布国際音楽祭が、6月24日~7月1日に開催ーエグゼクティブ・プロデューサー、鈴木優人氏へのインタビュー

「調布国際音楽祭」は、2013年より、鈴木優人氏を筆頭にプロジェクト委員会が発足し、「調布から音楽を発信する」音楽祭としてスタートしました。当初は「調布音楽祭」の名で親しまれ、年々規模を拡大して来たといいます。2017年には、平野敬子氏より寄贈された新しいエンブレムとともに、名称を「調布国際音楽祭」と改め、新たなスタートを切りました。

調布国際音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサー、鈴木優人(まさと)氏に、音楽祭の魅力や楽しみ方をうかがいました。


目次:
1-「調布国際音楽祭」という名の、7幕立てのオペラ。
2-音楽祭の楽しみ方・グッズを手に入れて、音楽祭の一員になろう!
3-調布国際音楽祭・見所聴き所①-フェスティバル・オーケストラ
4-演奏家も、お客様も。みんなで作る音楽祭
5-鈴木優人と調布という街

「調布国際音楽祭」という名の、7幕立てのオペラ。

まずはじめに、調布国際音楽祭について教えてください。

「調布国際音楽祭」は、言ってみれば7幕立てのオペラのようなものです。オペラの一幕一幕が別の音楽・ストーリーをもっているように、一つ一つは別々の演目ですが、全体を通して一つの「作品」として見ても楽しめます。ですから、なるべく演目のスケジュールが重ならないように、たくさん聴きたい人がいたらなるべく全ての演目が聴けるようなスケジュールにしています。
この音楽祭自体が私の「作品」です。
だからといって、僕の好きなものだけを詰め込んだというわけではありません。周りの方々に見守られながらみんなで作っています。「僕たちが作った作品を一緒に聴きたい人、聴きましょう」というスタンスです。

他の音楽祭との違いとしては、特定のテーマを設定していません。テーマがあると、先入観を与えてしまいますし、この音楽祭では、お客さんが各自で聴きたいもの、見たいものを選択して、自分の物語(作品)を作って、ご自身ならではの楽しみ方をつくっていただければと思っています。

調布国際音楽祭2017より

お客さんが自身でプログラムを組んで楽しむことができるということですね。
セット券のようなものがあるのでしょうか。

セット券というものはありませんが、調布市の財団が運営している「ぱれっと倶楽部」という会員クラブがありまして、これに入っていただくと、1割引きでチケットを購入していただくことができます。年会費2000円ほどかかるのですが、この音楽祭でたくさんチケットを購入される方はすぐに元が取れるんじゃないでしょうか。財団主催の他の公演のチケットも割引きで購入できますのでお得です。

1つの演目はだいたいどのくらいの長さでしょうか?

そうですね。だいたい2時間くらいです。最後のフィナーレだけは少し長くて、毎年少しの違いはありますが、だいたい2時間20分くらいです。
あ、でも、昨年はモーツァルトの時代の再現ということで、3時間くらいのプログラムを実施したことがありますが、それでもみなさん全然平気でしたね!
子ども向けのコンサートなどは45〜60分間くらいです。
時間についてはプログラムに記載しているので、そちらをご覧いただければと思います。

次の予定がある方にとっては、時間の記載は嬉しいですね。

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