鈴木優人と調布という街
調布駅を降りてすぐにホールがある景色がとても素敵ですよね。
調布は、都会からも近く、新宿から京王線で15分ほどで来られるので、アクセスはとてもいいですね。
程よい田舎感というか、地方都市のようなローカル感があります。
音楽祭以外にもお客さんが楽しめるものがありますか?
駅やホールの周りに個性豊かな個人経営のレストランがあったり、駅ビル、シネコン、ビックカメラ、パルコなどがあるので、ショッピングなど音楽祭以外でも楽しめる場所になっていて、とてもいい街です。
ところで、音楽祭の開催地である「調布」は、優人さんとどのようなつながりがあるのですか?
私の育った場所です。正直に言ってしまうと取り立てて強い郷土愛があるわけではありませんでした。住んではいましたが、グレーな街というか、特色もあまりない街だと思っていたんです。
でも、あるきっかけでこの音楽祭をやることになった時、改めて「調布」という街を見てみたら、小さいころは知らなかった「調布」の良さをいろいろ発見して、僕が小さい頃より、面白い街になっていると思いました。今は、育ちの町への恩返しみたいな気持ちでこの音楽祭に取り組んでいます。
まあ、恩返しなのか、育ての町に仕事増やしているのかどっちだかわからないところはありますが(笑)
音楽祭を一緒に作っているスタッフの方や財団の方もみんないい人たちで、普段なら接点のない相手とでもお祭り騒ぎで一緒に神輿をかつぐような、そういうノリでいろいろな垣根を超えたいなと思っています。
最後に、この記事を読んでくださったオペラ・エクスプレスの読者の皆さんにメッセージをお願いします。
まずは無料公演だけでも見に来てほしいなと思います。オペラ好きの方ももちろん、そうでない方も、ぜひお誘い併せの上お越しください!
本日は楽しいお話ありがとうございました。
調布国際音楽祭のチケット売れ行き状況は好調で、中には完売に近いものもありますが、まだまだ楽しめる公演があるとのこと。要チェックです。
主催:公益財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団、 調布市
協力:桐朋学園大学
協力・協賛:コミュニケーションデザイン研究所(CDL)
後援:調布市教育委員会、 調布市国際交流協会、 京王電鉄株式会社
制作協力:公益財団法人 ジェスク音楽文化振興会
マネジメント:有限会社 バッハ・コレギウム・ジャパン
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