オペラ・エクスプレス

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映画音楽の巨匠 アレクサンドル・デスプラが、文豪・川端康成の小説を原作に書き下ろした異色のオペラ「サイレンス」

映画音楽の巨匠 アレクサンドル・デスプラが、文豪・川端康成の小説を原作に書き下ろした異色のオペラ「サイレンス」

「英国王のスピーチ」「犬ヶ島」「シェイプ・オブ・ウォーター」など、数々の映画音楽を手がけ、幾多の受賞歴を持つアレクサンドル・デスプラが自身初のオペラ作品となる「サイレンス」を書き下ろした。

本作は川端康成の文学作品「無言」を原作とし、演出は公私ともにデスプラのパートナーでヴァイオリニストのソルレイ、演奏はルクセンブルクを拠点に現代音楽を主として活動する「アンサンブル・ルシリン」が担当する。
また衣装はヴァレンティノのクリエイティブディレクターであるピエールパオロ・ピッチョーリ、映像の撮影監督にはフランスで活躍中の永田鉄男が起用され、ジャンルを跨いだ異色のチームが組まれている。
ルクセンブルクでの世界初演、続くパリでの公演はともに好評を博す。日本では神奈川県立音楽堂の他、京都のロームシアター京都でも上演がある。

Lucilin(a)Casino
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神奈川県立音楽堂は、今年11月に開館65周年を迎えた。
それを記念して“時代・国境・スタイルを超えて室内楽の楽しさを味わいつくす”というコンセプトのもとで「音楽堂室内オペラ・プロジェクト」が始動、「サイレンス」はその第一作目となる。
このプロジェクトを存分に楽しみたい方のために、枚数限定のセット券も用意されている。セット券は、世界最高峰のバロック・オペラ「シッラ」との組み合わせだ。バロック・オペラと現代オペラの組み合わせは、開館65周年ならではの豪華な企画となっている。
公演日には、開場,開演時間に合わせた、桜木町駅からの無料バスが運行されるのも嬉しい。詳細情報は、公式サイトで確認出来る。

EN SILENCE_(c) Silvia Delmedico
EN SILENCE_(c) Silvia Delmedico

各分野の一流が結集した新鋭オペラ「サイレンス」を是非チェックしたい。

開館65周年記念 神奈川県立音楽堂 室内オペラ・プロジェクト
ボーダーレス室内オペラ/川端康成生誕 120 周年記念作品
サイレンス 日本初演 (フランス語上演・日本語字幕付き)
Chamber Opera “En Silence” by Alexandre Desplat based on a novel by Yasunari Kawabata
■日程:2020年1月25日(土) 14:00 開演 (13:00 開場)
■会場:神奈川県立音楽堂

(上演時間約90分)

原作 : 川端康成「無言」
作曲・指揮:アレクサンドル・デスプラ
台本:アレクサンドル・デスプラ/ソルレイ
演出・映像:ソルレイ
美術・照明:エリック・ソワイエ
衣装:ピエールパオロ・ピッチョーリ
演奏:アンサンブル・ルシリン
出演:ジュディス・ファー(ソプラノ)、ロマン・ボックラー(バリトン)
ローラン・ストッカー(コメディーフランセーズ/語り)

〓 Aur〓lie Lamach〓re
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■入場料金:[全席指定(税込)]
一般:6,000 円 シルバー(65 歳以上):5,500 円 学生(24 歳以下):3,000 円
※シルバー、学生席はチケットかながわのみ取り扱い。
※車椅子席有り(付添 1 名無料)

■お問合せ:チケットかながわ 0570-015-415 (10:00~18:00)


■京都公演
会場:ロームシアター京都 サウスホール
日時:2020年1月18日(土) 18:00開演
主催:ロームシアター京都

お問い合わせ:ロームシアター京都チケットカウンター TEL.075-746-3201

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