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【オペラ暦】—11月14日—ヴェルディの糟糠の妻ジュゼッピーナ、亡くなる

【11月14日】ヴェルディの糟糠の妻ジュゼッピーナ、亡くなる

⚫️1774年、イタリアの作曲家スポンティーニ(ガスパーレ・-1851)が、マヨラーティで生まれています。当初はイタリア各地でオペラを発表しましたが、あまり成功せず、1803年以降パリに進出してから『ヴェスタの巫女』『フェルナンド・コルテス』などを発表し、19世紀前半のフランス・オペラの重要な存在となりました。
⚫️1897年、イタリアのソプラノ歌手でヴェルディ(ジュゼッペ・1813-1901)の2度目の妻となったストレッポーニ(ジュゼッピーナ・1815-)が、サンタガタの自宅で亡くなっています。『ナブッコ』初演の際にはアビガイッレを歌い、以来ヴェルディから厚い信頼を勝ち得て、のちに結婚します。ただし、私生児を生んだ過去などによりヴェルディの故郷では白眼視され、そうした思いがヴェルディをして『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』を書かせたとも言われています。(誕生日の9月8日の項参照)
⚫️1900年、アメリカの作曲家コープランド(アーロン・-1990)が、ニューヨークで生まれています。主として管弦楽曲の作曲家として『エル・サロン・メヒコ』などが有名ですが、オペラも『入札地』など2曲を書いています。
⚫️1926年、オーストリアのソプラノ歌手リーザネク(レオニー・-1998)がウィーンで生まれています。1949年アガーテを歌ってデビューし、54年再開したバイロイト音楽祭ではジークリンデを歌っています。幅広いレパートリーを持ったドラマティック・ソプラノで、90年代からはアルトの諸役でも活躍しました。
⚫️1946年、スペインの作曲家ファリャ(マヌエル・デ・1876-)が、アルゼンチンのアルタ・グラシアで亡くなっています。20世紀前半のパリに進出し、デュカ、ラヴェル、アルベニスなどと親しくなり、バレエ・リュスでも活躍。オペラとしては『はかなき人生』や人形オペラ『ペドロ親方の人形芝居』が代表作。
⚫️1988年、ハンガリー出身の指揮者ドラティ(アンタール・1906-)が、ゲルツェンゼーで亡くなっています。バルトーク(ベーラ・1881-1945)、コダーイ(ゾルターン・1882-1967)などに学び、18歳で指揮者デビュー。戦後は、アメリカでニュー・オペラ・カンパニーなどの指揮者を務め、多くのオーケストラの音楽監督などを歴任しました。(誕生日の4月9日の項参照)


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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