現代に生きる我々のために真実味のあるオペラを!―2025年2月20日ワールドプレ...来年2025年の2月、見逃せない公演の一つに、東京期会によるビゼーのオペラ『カルメン』の新制作がある。世界で最も人気のあるオペラの一つとされる『カルメン』は、情熱的な音楽に、愛と自由の物語が織りなす名作オペラだ。その新た...
現代に生きる我々のために真実味のあるオペラを!―2025年2月20日ワールドプレ...来年2025年の2月、見逃せない公演の一つに、東京期会によるビゼーのオペラ『カルメン』の新制作がある。世界で最も人気のあるオペラの一つとされる『カルメン』は、情熱的な音楽に、愛と自由の物語が織りなす名作オペラだ。その新た...
長時間鳴り止まぬ拍手。圧巻の公演!―《皇帝ティートの慈悲》北とぴあ国際音楽祭20...10月26日から、北とぴあをメイン会場に開催された「北とぴあ国際音楽2024」が、モーツァルト作曲のオペラ《皇帝ティートの慈悲》で閉幕した。「北とぴあ国際音楽」は、古楽を軸に多彩なクラシック音楽を楽しめる音楽祭である。1...
現代に生きる我々のために真実味のあるオペラを!―2025年2月20日ワールドプレ...来年2025年の2月、見逃せない公演の一つに、東京期会によるビゼーのオペラ『カルメン』の新制作がある。世界で最も人気のあるオペラの一つとされる『カルメン』は、情熱的な音楽に、愛と自由の物語が織りなす名作オペラだ。その新た...
☆『ヴィオレッタ・メソード』予約申込受付中☆ヴィオレッタのアリア等の歌唱部分を歌うための新しく作られるメソード『ヴィオレッタ・メソード』。ヴィオレッタを初めて歌う方はもちろん、ヴェルディの他のオペラのアリア等にも応用が可能なように作られていますので、これからヴェル...
年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年10月—新井巌(あらいいわお)【10月1日】今日は、フランスつながりが多い日です。 ●1684年、フランスの劇作家コルネイユ(ピエール・1606−)が、パリで亡くなっています。フランス古典劇の完成者で、オペラ化された作品も『ル・シッド』『ポリュート』...
香盛修平こと近藤修平の初プロデュース映画「にしきたショパン」が、オペラ発祥の地イ...ある時はオペラの舞台に!そしてある時は?オペラ・エクスプレスの気まぐれライター香盛(こうもり)修平からのお知らせです。まさにオペレッタ「こうもり」のファルケのように面白い出し物をご用意いたしました。 香盛修平(ペンネーム...
Tokyo Music Evening Yube―池袋の夕べを贅沢に堪能できる無...2020年11月1日(日)、世界的指揮者の西本智実とイルミナートフィルハーモニーオーケストラによる公募招待の野外クラシックコンサート<Tokyo Music Evening Yube>が、池袋西口公園の野外劇場「GLOB...
【立川市民オペラ2023プレイベント】立川市民オペラ合唱団特別公開練習~オペラの...イタリア人オペラ指揮者マッスィミリアーノ・ピッチョーリ氏を迎え、「カヴァレリア・ルスティカーナ」合唱部分の公開練習を行います。設立18年目となる立川市民オペラ合唱団は、現在も2023年3月の立川市民オペラ「カヴァレリア・...
0「原点回帰」。1900年1月にローマ歌劇場で行われた初演のプロダクションに遡り、作品そのものの真の姿に迫る———東京二期会オペラ劇場《トスカ》2月15日(木)に開幕昨年来「ラ・ボエーム」、「蝶々夫人」と上演が続くプッチーニのもう一つの代表作、「トスカ」が東京二期会により上演される。2月15日(木)に開幕する今回の舞台は、意外なことに東京二期会としては1991年以来となるという。 今...
0両声ボーカリストのマリアセレンさんが、男女2役を演じる新作オペラ「哀しみのシレーナ~禁断の恋~」が上演されましたカウンターテナーとテノールを使い分ける両声ボーカリストのマリアセレンさんが、男女2役を演じる新作オペラ「哀しみのシレーナ~禁断の恋~」が、新橋のヤクルトホールで上演されました。 ストーリーは、人魚のギリシャ神話をもとにし...
0美しい舞台に粒ぞろいのキャストで最終上演!長く愛され続けてきた看板演目の見事なフィナーレ―――英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン「ホフマン物語」「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」、オペラの三作目はオッフェンバック最晩年の大作「ホフマン物語」だ。物語は、主人公の恋人が出演するオペラ「ドン・ジョヴァンニ」が引けるのを待つ酒場で、過去の愛を振り返る形で展...
0演奏中のお食事,おしゃべりもOK!日曜日の昼下がり、ディーヴァの歌声と共に楽しむブランチタイム1月15日、日曜日の昼下がり、渋谷の「eplus LIVING ROOM CAFE&DINING」にディーヴァが艶やかなドレスで登場し、まずはアルディーチェの「口づけ(Il Bacio)」を歌いました。彼女の名は...
0【ソリスト,コーラスの募集】フレンチバロック・オペラVol.6 ラモー『レ・パラダン(遍歴騎士)』再演今年(2017)9月に都内で上演予定のオペラ公演の、ソリスト及びコーラスの募集情報です。 ●公演● 2017年9月1日(金) 練馬文化センター 大ホール ジョイ・バレエストゥーディオ フレンチバロック・オペラVol.6 ...
0ときに憧れを映す鏡。あるいは過酷な船旅を描き出す具象的な海。合唱とともにオペラの”世界”を創り出す大量のLED———METライブビューイング《遥かなる愛》映画館で本格的なオペラを気軽に低料金で楽しめる「METライブビューイング」、2017年最初の演目はカイヤ・サーリアホの最初のオペラ「遙かなる愛」だ。2000年にザルツブルク音楽祭で初演されたこの作品は、メトロポリタン・オ...
0怪奇と幻想の世界。1980年より続く人気プロダクション鑑賞のラストチャンス!———英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2016/17《ホフマン物語》英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2016/17の4本目の上映作品となる《ホフマン物語》が、1月27日から、全国の10の映画館で公開されています。 ■上映劇場■ オッフェンバックの没後100年記念の1980年...
0恋人たちの若さ故の悲しい恋の結末が胸に迫る———藤原歌劇団《 カプレーティ家とモンテッキ家》ベルカント・オペラに力を入れている藤原歌劇団が、ドニゼッティの《愛の妙薬》,《ドン・パスクァーレ》に続いて、ベッリー二の《カプレーティ家とモンテッキ家》の上演を行った。かつて、デヴィーア、ガナッシのコンビを迎えて行われた...
0ジャパン・オペラ・フェスティヴァル2017 『椿姫』キャスティングオーディション兼 イタリア留学助成金奨学生オーディション(2017年度)を開催します!こちらの投稿は、演奏家の方向けです。 さわかみオペラ芸術振興財団よりお知らせ頂いた、2種のオーディション情報です。 ジャパン・オペラ・フェスティヴァル実行委員会及び、さわかみオペラ財団が主催するオーディションも今年で3年...
0舞台を埋めつくすおびただしい数のLEDライト!ハイテクを駆使したメトならではの仕掛けが圧巻!———METライブビューイング《遥かなる愛》メトライブビューイングの《遥かなる愛》を拝見させて頂きました。 上映時間は3時間弱。通常の上映作品に比べて、若干短めです。普段、「オペラは見てみたいけれど、長くって・・・」と思われている方にもおススメです。 もう一つのお...
0ノット音楽監督から、シーズン4への熱いプレゼンテーション!———東京交響楽団 2017年度シーズンラインナップ2016年10月11日、ミューザ川崎シンフォニーホールのステージを会場としてジョナサン・ノット&東京交響楽団『シーズン4』 2017/2018年シーズンラインナップ記者会見が多くの報道陣、そして聴衆として熱心に東響を支え...
0マスネの美酒に乾杯!フランス・オペラならではの魅力を堪能———東京オペラ・プロデュース公演《グリゼリディス》東京オペラ・プロデュース公演、マスネ《グリゼリディス》を観ました。大変面白い作品でした!《マノン》《ウェルテル》《ドン・キホーテ》など、人気オペラも多いマスネですが、この《グリゼリディス》も同様にマスネらしい優美な旋律と...
0ヴェルディの全26作品をオペラのヒロインから読み解く一冊———〈ヴェルディのプリマ・ドンナたち〉小畑恒夫著(水曜社刊)ヴェルディ・オペラの真髄を伝える本が出版されました!タイトルは〈ヴェルディのプリマ・ドンナたち〉。小畑恒夫著(水曜社刊)です。 輝かしいイタリア・オペラを築いた作曲家たち、ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ...
0新国立劇場2017/2018シーズンラインアップ説明会———開場20周年を祝う、ワーグナー《神々の黄昏》、細川俊夫《松風》、ベートーヴェン《フィデリオ》を新制作で新国立劇場2017/2018シーズンラインアップ説明会が開かれました!2017/18は新国立劇場が開場して20周年を祝うシーズンです。ワーグナー《神々の黄昏》、細川俊夫《松風》、そしてベートーヴェン《フィデリオ》の新制作...
0【速報】新国立劇場 2017/2018シーズンのラインアップ———開場20周年記念の《フィデリオ》をカタリナ・ワーグナーの演出で。飯守氏念願の細川俊夫作曲《松風》の...本日(2017年1月12日)新国立劇場内で、2017/2018シーズンのラインアップ説明会が行われました。 発表された演目と日程を、速報でお知らせ致します。 計10演目のうち、3本は新制作(◎)、それ以外の公演は、レパー...
0都響の音楽監督・大野和士らが台東区の小学校を訪れ、二時間の「特別音楽授業」を行う———アウトリーチ・プログラム「都響マエストロ・ビジット」11月22日(火)、東京都交響楽団の指揮者が都内の小中学校などを訪問して行うアウトリーチ・プログラム「都響マエストロ・ビジット」が都立東泉小学校で開催された。2004年に始められ、これまで各地の学校で開催を重ねたイヴェン...
0オペラ・エクスプレスから本が誕生しました!———《オペラ暦》でおなじみの新井巌著〈日めくり「オペラ」366日事典〉が言視舎より発売新年にふさわしいお目出度いお知らせです。オペラ・エクスプレスから本が誕生しました!《オペラ暦》でおなじみの新井巌著〈日めくり「オペラ」366日事典〉(言視舎刊)です。 オペラを愛する人が集う場として2014年の末にスター...
0NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のテーマ音楽に、N響&首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィの顔合わせ!さらに世界で活躍するピアニストのラン・ランが参加「真田丸」もクライマックスを迎えた12月5日、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第一話完成試写会がNHKで行われ、続いて菅野よう子によるテーマ音楽の発表会見も行われた。 数多くの映像作品のサウンドトラックで多彩な作風を...
0オペラ・エクスプレス☆彡2016年ご愛読ありがとうございました♪よく読まれた記事ランキングTOP102016年によく読まれた記事のご紹介です。 記者会見・講演会レポートが好評でした。他に、プレビュー,情報関係もアクセスが多かったですね。公演レポートは1本ランクイン。 2017年も、また宜しくお願い申し上げます。 第10...
0【書籍紹介】加藤浩子著『音楽で楽しむ名画』フェルメールからシャガールまで(平凡社新書)古今から音楽と美術が密接な関連を持っているのは、多くの先人たちも実証しているところだ。そんなテーマを取り上げ、「音楽物書き」と自称される加藤浩子さんが、今度は「“美術”物書き」に変身されたらしい、と申しあげては誤解を招く...
0【オペラ公演情報】FUKUSHIMA白河版 魔笛(まてき)10月23日に福島県白河市に開館した文化ホール、「白河文化交流館コミネス」の開館記念公演「魔笛」の公演情報です。 古代と現代が織りなす和洋融合の本格グランド・オペラ ~世界中で愛されるモーツアルト最晩年の傑作~ FUKU...
0上岡新監督×新日本フィルが贈るクリスマス・ギフト—新日本フィル12月のサントリー定期2016年もあと僅かとなった師走の上旬。クラシック界は早くも「第9」シーズンに入ろうとする中、上岡敏之新音楽監督と新日本フィルハーモニー交響楽団から一足早いクリスマスプレゼントが贈られた―それも、少しビターな趣のある。上...
0作品に内在する宇宙の表現。より身体的で音楽的な、勅使川原三郎のアプローチ———あいちトリエンナーレ2016 プロデュースオペラ《魔笛》あいちトリエンナーレ2016 プロデュースオペラ《魔笛》を観てきました。コンテンポラリーのダンサー、演出家、振付家としてずば抜けた才能を持つ勅使川原三郎の新演出です。今回の《魔笛》上演の一番の特徴は、もともとあるドイツ語...
0ティーレマンの「言葉を帯びる」タクト!ライン川沿いのグランツーリズモ———ザルツブルグ・イースター音楽祭in JAPAN《ラインの黄金》この日のティーレマンは、指揮をするというより、ライン川を訪ねて行ったら、一緒に案内しながら回ってくれた、語り部のような印象すら感じさせた。タクトは指揮をするというより、言葉を帯びていた、しかも適切に、事務的ではなく、優し...
0ノット×東響。快進撃のコンビネーションによる《コジ·ファン·トゥッテ》ミューザ川崎の美しい響きを楽しむように歌う、サー·トーマス·アレンをはじめとした歌手たち東京交響楽団の創立70周年の、すなわちノット&東響の第三シーズンを締めくくる定期演奏会も大好評のうちに終わって、しかしこのコンビネーションの快進撃はまだ終わらない。ミューザ川崎シンフォニーホールと東京芸術劇場による企画で...
0歌唱,ドラマ,ダンス,映像・・・川端康成の小説を多面的に再構築———オペラ《眠れる美女》12月7日、東京文化会館にてオペラ「眠れる美女」の舞台稽古が報道関係者に公開された。最初の通し稽古とのことで、この稽古の後も開幕まで調整を続けるとのことではあったが、この時点でも相当に刺激的な舞台ができあがりつつある、と...
0たった2回のみ上演される、充実のモーツァルト———演奏会形式で体感する《コジ・ファン・トゥッテ》この週末、いよいよ話題の公演が幕を開ける。音楽監督としての第三シーズンも好調なジョナサン・ノットと東京交響楽団が演奏会形式によるモーツァルトの歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」を彼らの本拠地であるミューザ川崎シンフォニーホー...
0グルーバーの”糸”は我々をどこに導いたか?———東京二期会オペラ劇場《ナクソス島のアリアドネ》先日記者会見と稽古場の様子を、そしてゲネプロの様子をお届けした東京二期会の「ナクソス島のアリアドネ」は23日に開幕した。ライプツィヒ歌劇場との提携により実現した今回の舞台は、原プロダクションを創り出した演出のカロリーネ・...
0東京文化会館の新たなる挑戦!川端康成の異色作のオペラ化《眠れる美女》待望の日本初演開館から55年。東京文化会館は、日本を代表する音楽の殿堂として、国内のオペラファンはもとより、日本を訪れるアーティストからも特別な存在として絶大な人気を誇る。時には文化の拠点としてその場を提供し、その一方では主催公演にお...
0【書籍紹介】カラー版 音楽で楽しむ名画: フェルメールからシャガールまで:加藤浩子(著)———音楽と絵画の幸せな関係音楽評論家の加藤浩子さんが、平凡社より、「音楽で楽しむ名画」というご著書を出版されました。音楽と絵画の幸せな関係を、かつてない視点で捉えるという内容です。沢山のカラー図版も収録されており、新書なのにまるで画集のような、と...
0新国立劇場《ラ・ボエーム》———パリのカルチェ・ラタンを舞台に芸術家志願の若者たちの生活と愛を描く傑作名歌手が揃い、晩年のフリードリヒの冷徹な視点が光った「ワルキューレ」で開幕した新国立劇場2016/2017シーズン、ふたつめの演目はプッチーニの代表作「ラ・ボエーム」だ。オペラファンなら誰もがご存知、パリのカルチェ・ラタ...
0【公演レポート】俊英デスピノーサ×新日本フィル―組み合わせの妙で聴くショスタコーヴィチの深淵新日本フィルの11月のトリフォニー定期は、世界各地でデビューが続く俊英ガエタノ・デスピノーサが初登場。既に日本のオーケストラも多く指揮している彼ですが、今回新日本フィルとの初顔合わせに選んだ曲目はショスタコーヴィチ音楽の...
0《ナクソス島のアリアドネ》のゲネプロが行われました———”二本の導きの糸”「芸術家が抱える問題」「変容」はどう視覚化されるのか?11月21日(月)、二日後に開幕を控えた東京二期会公演「ナクソス島のアリアドネ」のゲネプロが報道関係者を対象に、公演会場の日生劇場にて行われた(キャストは23日&26日組)。 先日の記者会見で演出のカロリーネ・グルーバー...
011月25日(金)より!オープニングにベッリーニの名作オペラ『ノルマ』新演出———『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2016/17』11月25日(金)より順次公開される、『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2016/17』。 2016/17シーズンでは、オペラとバレエを6本ずつの計12作品を、映画館の大スクリーンで鑑賞出来ます。作品には、...
0「ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN」の記者会見が行われました本日開催された、「ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN」の記者会見に出席して来ました。登壇者はクリスティアン・ティーレマン(ザルツブルク・イースター音楽祭音楽監督・シュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者)、ヤ...
0【福田美樹子インタビュー】CD『歌う思い出』———フランスの19世紀を中心に歌曲とオペラ、オペレッタからの選曲写真©️mikikoe.inc Q:福田さんは今年7月に『歌う思い出』というCDをオクタヴィア・レコードから出されました。フランスの19世紀を中心に歌曲とオペラ、オペレッタから選んだ大変魅力的なアルバムです...
011月23日に開幕!東京二期会オペラ劇場《ナクソス島のアリアドネ》は、どちらのキャストも見逃せない?!記者会見に続いて公開されたリハーサルでは、両キャストによるツェルビネッタと男声四人のオペラ・ブッファ(コメディア・デラルテ)組による稽古が披露された。 ピアノ伴奏ながら指揮者と演出家によるチェックが随所に入る、コミカルな...
0【フォトレポート】ウィーン国立歌劇場 日本公演 2016———《フィガロの結婚》最終舞台稽古が行われましたウィーン国立歌劇場 日本公演 2016の最後の演目となる、モーツァルト《フィガロの結婚》が、11月10日より、神奈川県民ホールで上演さます。11月8日には、最終の通し稽古が行われました。 指揮を執るのはマエストロムーティ...
0ウィーン国立歌劇場 日本公演 2016———《ワルキューレ》の最終舞台稽古が行われました4年ぶり9回目の来日公演で、現在日本滞在中のウィーン国立歌劇場。開幕公演の《ナクソス島のアリアドネ》では、各方面から絶賛の声が寄せられました。2つ目の演目《ワルキューレ》の準備も順調に進んでいる模様です。本日は、最終の舞...
0日本ロッシーニ協会設立20周年記念ガラコンサートご来場御礼▼日本ロッシーニ協会設立20周年記念ガラコンサートご来場御礼▼ 去る10月17日(月)東京文化会館小ホールにて日本ロッシーニ協会設立20周年記念ガラコンサートを開催し、451名のご来場をいただき大好評のうちに終えることが...
0女性二人の創造的なチームワーク。指揮のシモーネ・ヤング、演出のカロリーネ・グルーバーらが記者会見———東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』10月27日、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』の指揮者、演出家による記者会見が行われた。この作品を日本初演(1971年7月)した東京二期会が、第二版初演から100年の記念すべき年に送る舞台は11月23日に開幕を控えて...
0【ウィーン国立歌劇場 日本公演 2016】来日記者会見が行われました———音楽の都ウィーンより、選りすぐりの3演目を携え、10月25日開幕!明日(10月25日)の開幕を目前に控え、ウィーン国立歌劇場日本公演の、来日記者会見が行われました。 会見の場所は、何と《ナクソス島のアリアドネ》の「オペラ」の幕のセットの中!舞台後方に階段状に設置された「客席」に記者陣が...
010月25日開幕!ウィーン国立歌劇場 日本公演 2016———《ナクソス島のアリアドネ》の最終舞台稽古が行われました音楽の都ウィーンより、選りすぐりの3演目を携え、4年ぶり9回目の来日公演を行う、ウィーン国立歌劇場。 本日は、開幕を2日後に控え、《ナクソス島のアリアドネ》の最終舞台稽古が行われました。 今年でウィーン初演から100年と...
0メシアンのオペラ《アッシジの聖フランチェスコ》を演奏会形式で全曲上演—読響の2017年度プログラム発表記者会見9月30日、池袋の東京芸術劇場にて、読響の2017年度(2017年4月~2018年3月)シーズンの日程、プログラム、出演者を発表する記者会見が行われました。 オペラファンの一番の期待は、あのメシアンの超大作、《アッシジの...
0マリインスキー・オペラの来日公演記者会見が行われました本日(2016年10月11日)東京都内で、マリインスキー・オペラの来日公演記者会見が行われました。 今回で8度目、5年ぶりの来日となる「マリインスキー・オペラ」。 10月8日にロームシアター京都で、《エフゲニー・オネーギ...
0オペラで愛まSHOW!■番外編その11■香盛(こうもり)修平のたわけた一日~堺シティオペラ「ナクソス島のアリアドネ」(9月11日・ソフィア堺)~公演レポート 連載の他に「オペラ観劇して感激した!」といった話を不定期につぶやきます。題して「香盛(こうもり)修平のたわけた一日」 ~堺シティオペラ「ナクソス島のアリアドネ」(9月11日・ソフィア堺)~公演レポート 私にとっては...
0【公演レポート】上岡敏之×新日本フィル、始動!―千変万化の就任披露上岡敏之氏が新日本フィルの第4代音楽監督に9月から就任、本拠地であるすみだトリフォニーホール、サントリーホールで就任披露の定期演奏会が行われました。このコンビの新シーズン発表は以前お伝えした通りで、新日本フィルは今シーズ...
0年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年10月—新井巌(あらいいわお)【10月1日】今日は、フランスつながりが多い日です。 ●1684年、フランスの劇作家コルネイユ(ピエール・1606−)が、パリで亡くなっています。フランス古典劇の完成者で、オペラ化された作品も『ル・シッド』『ポリュート』...
0東京二期会《トリスタンとイゾルデ》―深遠に、かつ熱情的に。充実の二期会初演ワーグナー畢生の大作「トリスタンとイゾルデ」が、ついに東京二期会初演と相成りました。それも、とびきり幸福な形の上演で。 オペラ史のみならず、西洋音楽史を語る上では絶対に避けて通ることの出来ない「トリスタンとイゾルデ」。我...
0『 セイジ・オザワ 松本 フェスティバル』から中学一年生の皆さんへ、音楽の贈り物!———子どものためのオペラ ラヴェル:「子どもと魔法」2016年のセイジ・オザワ 松本 フェスティバルでは、子供のためのオペラ公演が、9月7日,8日の2日間に渡り行われた。長野県内の67の中学校から、1年生を5000名以上招待し、鑑賞の場を提供するというものである。演目は、...
0宮澤賢治生誕120周年記念・オペラシアターこんにゃく座の新作オペラ《グスコーブドリの伝記》世界初演—賢治の言葉を美しく響かせる寺嶋陸也の音楽オペラシアターこんにゃく座の公演《グスコーブドリの伝記》を観てきました。宮澤賢治生誕120周年を記念した新作オペラの世界初演です。寺嶋陸也の音楽が素晴らしい!心揺さぶられる舞台でした。 《グスコーブドリの伝記》は宮澤賢治...
0【公開講座】ワーグナー ≪ニーベルングの指環≫のコスモロジー (全5回)ワーグナーの「指環」に関する、連続5回の公開講座が行われます。 講師:山崎太郎(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授) 第1回:10月 6日(木) ≪ラインの黄金≫ ― 神々の人間喜劇 第2回:10月13日(木) ≪...
0<日比谷オペラ塾>開講!特別講演会は、『茂木健一郎、ワーグナーとニーチェを語る』フェニーチェ劇場友の会では、毎月1回、会場の日比谷図書文化館との共催により<日比谷オペラ塾>としてオペラに関するさまざまな講演会を行っておりますが、現在、2016/2017シーズンの講演会の受講者の募集を募っております。...
0ワーグナーが求め続けた至上の愛を描く《トリスタンとイゾルデ》の二期会初演はすごいらしい—(後編)9月10日(土)に二期会初演を迎える《トリスタンとイゾルデ》がすごいらしいと、オペラファンの間では期待が高まっています。昨日は、10・17日組のゲネプロに行って参りました。 前編を見る→ワーグナーが求め続けた至上の愛を描...
0参加申込締切9月30日(金)迫る!———日本語に特化した画期的な合唱イヴェント『グラントワ・カンタート 2017』8月23日(火)に東京都千代田区の学び舎 遊人にて『グラントワ・カンタート 2017』の記者発表がありました。島根県芸術文化センター「グラントワ」で開催される日本語に特化した画期的な合唱イヴェントについて。日程は2017...
0年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年9月—新井巌(あらいいわお)【9月1日】日本が誇る世界的名指揮者小澤征爾の誕生日。 ●1751年、モーツァルト(ウォルフガング・アマデウス・1756−91)『魔笛』の台本作者でもあり、シカネーダー一座の座長だったシカネーダー(エマヌエル・-1812...
0ワーグナーが求め続けた至上の愛を描く《トリスタンとイゾルデ》の二期会初演はすごいらしい—(前編)9月10日(土)に二期会初演を迎える《トリスタンとイゾルデ》がすごいらしいと、オペラファンの間では期待が高まっています。昨日は、公演のプレイベントが開催されました。 二期会プレ・ソワレ《トリスタンとイゾルデ》トーク&am...
0圧倒的な名舞台!———宮本亜門の《フィガロの結婚》二期会名作オペラ祭東京二期会の《フィガロの結婚》を観てきました!宮本亜門の演出です。宮本亜門のモーツァルトといえば、昨年二期会で上演された《魔笛》もファンタジーあふれる演出に驚嘆しましたが、《フィガロの結婚》もやはり圧倒的な公演でした。 ...
0イーハトーブにしのび寄る飢饉の気配。ブドリが下した決断とは??———こんにゃく座の新作オペラ《グスコーブドリの伝記》はおもしろいらしい。今まさに、新しいオペラがこの世に誕生しようとしています・・・。 オペラ『グスコーブドリの伝記』稽古場日誌(8月2日):花島春枝 https://t.co/HY144FJxhb pic.twitter.com/2SIGo0...
0セイジ・オザワ 松本フェステイバルが銀座にやってきた———「OMFを100倍楽しむトークショー」銀座にある長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」にて、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」(OMF)を紹介するイベント〈セイジ・オザワ 松本フェステイバルが銀座にやってきた〉が開催されました。このイベントは、フェ...
0『発展と探求』をテーマに———『東京二期会 2017/18 シーズンラインアップ』記者会見去る7月15日(金)、《フィガロの結婚》の初日が夜に控えた東京文化会館で、『東京二期会 2017/18 シーズンラインアップ』記者会見が開催されました。 登壇者は、 公益財団法人東京二期会 理事長 中山欽吾 同 事務局長...
0年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年8月—新井巌(あらいいわお)【8月1日】ドイツを代表するバス=バリトン、テーオ・アダム誕生。 ●1926年、ドイツのバス=バリトン歌手アダム(テーオ・)が、ドレスデンで生まれました。カイルベルト(ヨーゼフ・1908-68)に見出され、早くからバイロ...
0【インタビュー】大島莉紗(パリ国立オペラ座管弦楽団・ヴァイオリ二スト)オペラ・エクスプレスのブックマークに入っているブログの一つ、“ヴァイオリニスト大島莉紗~パリ・オペラ座からの便り~”の大島莉紗さん。現在、パリにお住まいですが、ご縁があって、東京でお話を伺うことができました。今後のご予定...
0人生最後にして最大の恋?金満老人の寛大な愛と許し———《ドン・パスクワーレ》2016年7月1~3日、日生劇場にて、《ドン・パスクワーレ》の上演が行なわれました。日生劇場、びわ湖ホール、藤原歌劇団、日本センチュリー交響楽団の共同制作による公演です。日生劇場では、先ごろロッシーニの《セビリアの理髪師...
0マーラーが書かなかった神羅万象のオペラ―――ハーディング×新日本フィル「千人の交響曲」マーラーの交響曲第8番と聴けば、思わず生唾を飲み込むオーケストラ・ファンも少なくないでしょう。作曲家自身は「千人の交響曲」という誇大的な宣伝文句を嫌ったようですが、実際に千人の演奏者により初演が行われたのは事実。オーケス...
0歌が美しく、見目もうるわしい三人のテノール、ピルグ、コルチャック、ファナーレは「一粒で二度おいしい」———香原斗志(オペラ評論家)歌が美しく、見目もうるわしい三人のテノール、 ピルグ、コルチャック、ファナーレは「一粒で二度おいしい」 ————————...
0年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年7月—新井巌(あらいいわお)【7月1日】黄昏のウィーンを描いた『アラベッラ』初演の日。 ●1926年、ドイツの現代作曲家ヘンツェ(ハンス・ヴェルナー・-2012)が、ギュータースローで生まれています。現代作曲家としては、オペラも多作で20曲以上も書...
0時よ止まれ、お前はとても美しい!―「わ」の会コンサート vol.3 レポート6月16日、すみだトリフォニーホール小ホールにて「わ」の会コンサート vol.3を聴いてきました。 (先日お伝えしたリハーサル・レポートはこちら) ワーグナー作品を演奏会形式で魅せてきた「わ」の会ですが、オペラの1幕その...
0コンサートホールのホワイエで頂くフルコース!お味はいかに?———大変美味しゅうございました!ホワイエがフルコースディナーの場になるというユニークな企画が、ミューザ川崎で始まりました。ミューザ川崎といえば、「音楽のまち・かわさき」を代表するコンサートホールです。こちらで頂くのは、お料理ではなく「歌のフルコース」で...
0装いも新たに!日生劇場で見る、初演から200年のメモリアル《セビリアの理髪師》日生劇場でロッシーニ《セビリアの理髪師》のゲネプロ(最終稽古)を観てきました!こんなに素晴らしいロッシーニ上演があっていいのか!?と思った位、凄いプロダクションでした… 今回の公演は日生劇場が半年間の改修工事を終えて再オ...
0国内最高級キャストで味わうワーグナー音楽の神髄―「わ」の会コンサートvol.3 リハーサルレポート6月16日にすみだトリフォニーホール小ホールにて行われる、「わ」の会コンサートvol.3のリハーサルにお邪魔してきました。 すでにご存知の方も多いかと思いますが、「わ」の会とはその名のとおり、「ワ」ーグナー音楽の魅力を演...
0許されざる恋に燃え尽きた若い2人———CITTADINO歌劇団第16期生公演《ロメオとジュリエット》去る2月21日、CITTADINO歌劇団(チッタディーノ歌劇団)の第16期生公演《ロミオとジュリエット》が、文京シビックホールで行なわれました。 キャストには、オーディションを勝ち抜いた実力派が揃いました。ロメオ役の又吉...
0年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年6月—新井巌(あらいいわお)【6月1日】ロシアの民族楽派グリンカ誕生。 ●1804年、ロシア国民楽派の始祖と言われているグリンカ(ミハエル・イヴァノヴィチ・-1857)が、ノヴォスパススコエで生まれました。当初は官界に入りましたが、その後イタリアを...
0ニューヨークの観客が熱狂!“女王”ラドヴァノフスキーがベルカントの超難役に挑む———METライブビューイング《ロベルト・デヴェリュー》METライブビューイングでドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》を観てきました。 英国女王エリザベス一世が主人公のこのオペラは、テューダー朝を舞台にしたドニゼッティのオペラの中で、《アンナ・ボレーナ》《マリア・シュトゥア...
0神に遣わされた白鳥の騎士。尋ねてはいけない禁断の問いとは?———新国立劇場《ローエングリン》新国立劇場でワーグナー《ローエングリン》を観ました。タイトルロールのフォークトが圧倒的な歌唱で、聴きごたえたっぷりの素晴らしい公演でした! 自己犠牲によって男性を救済するヒロインが多いワーグナーのオペラですが、《ローエン...
0オペラで愛まSHOW!■番外編その10■~未来へつなぐ『集』コンサート2016 出演レポート(5月8日ザ・シンフォニーホール)~連載の他に「オペラ観劇して感激した!」といった話を不定期につぶやきます。題して「香盛(こうもり)修平のたわけた一日」 ~未来へつなぐ『集』コンサート2016 出演レポート(5月8日ザ・シンフォニーホール)~ 今回は「チャ...
0熱く告白した“デート”の成果———遅ればせながら、ネトレプコ様、「惚れなおしました」遅ればせながら、ネトレプコ様、「惚れなおしました」 香原斗志(オペラ評論家) 「イヤよイヤよも好きのうち」であったと熱く告白しておきながら、“デート”の成果を報告しない...
0フレンチ・バロックオペラの上演における日本随一の団体———ジョイ・バレエストゥーディオ「プラテ」公演レポート5月7日、ジョイ・バレエストゥーディオによるラモー「プラテ」の再々演を観てきました。会場は練馬文化センターです。バレエ・スタジオの主催によるこのシリーズは、これまで「プラテ」の他に「レ・パラダン」「優雅なインドの国々」と...
0日本の美しさ、蝶々さんのエキゾチックな魅力をきめ細かく描く———METライブビューイング《蝶々夫人》METライブ・ビューイングで《蝶々夫人》を観ました。大変見応えのあるプロダクションです。特にタイトル・ロールを演じたクリスティーヌ・オポライスの入魂の歌は感動のひと言でした! このプロダクションは、「イングリッシュ・ペイ...
0藤原歌劇団《愛の妙薬》オペラは馬蹄形の劇場で、反省会は居酒屋へ!———OTTAVA+オペラ・エクスプレス共同企画第2弾「OPERA VIVAツアー」レポート藤原歌劇団の《愛の妙薬》公演に行ってきました!会場は神奈川県川崎市(小田急新百合ケ丘駅)にあるテアトロ・ジーリオ・ショウワです。昭和音楽大学のキャンパス内にある馬蹄形のオペラ・ハウスで客席数は1265席、モーツァルト、そ...
0美しいと思っているのは自分だけ?———自意識過剰でちょっと醜い、だけど何故か憎めないお姫さま《プラテ》リハーサルレポート今年の5月7日に練馬文化センターにて上演される、ラモーのオペラ「プラテ・・・ジュノンの嫉妬」のリハーサルを見学してきました。椎名町駅近くのバレエスタジオ「ジョイ・バレエストゥーディオ」が継続してきたフレンチバロック・オペ...
0白鷺城の天守にうごめく魔性のものたち———泉鏡花の幽玄な世界《天守物語》公演レポート日本オペラ振興会の《天守物語》を観てきました。泉鏡花の妖艶な原作に水野修考が作曲したオペラで、1977年の初演から上演が繰り返されています。台本は金窪周作。NHKの委嘱によるテレビ・オペラとして誕生し、ザルツブルク・テレ...
0年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年5月—新井巌(あらいいわお)【5月1日】『フィガロの結婚』が初演された日。 ●1772年、モーツァルト(ウォルフガング・アマデウス・1756−91)『シピオーネの夢』が、ザルツブルクで初演されています。これは16歳の時の作で、コロレド大司教が、新し...
0香盛修平の「こうもり」なお話 その③ サラリーマン、オペラ歌手?小説家?の香盛(こうもり)修平です。 会社を一歩出ると、あるときは天井に逆さまにぶら下がりサラリーマン社会を俯瞰し、あるときはヨハン・シュトラウス「こうもり」ファルケよろしく、「オペラ」...
0オペラで愛まSHOW番外編その10~伊丹市民オペラ《トスカ》3月27日公演レポート~連載の他に「オペラ観劇して感激した!」といった話を不定期につぶやきます。題して「香盛(こうもり)修平のたわけた一日」 ~伊丹市民オペラ「トスカ」(3月27日)公演レポート~ 正直なところ、「トスカ」はそれほど好きなオペラ...
0「春風よ、なぜに我を目覚ますのか?」白皙の美青年に訪れた残酷な恋の結末———新国立劇場《ウェルテル》公演レポート新国立劇場でマスネの《ウェルテル》を観ました!ゲーテの名著「若きウェルテルの悩み」を原作とした、恋愛の暗いパッションを描くフランス・オペラです。出演者の変更が相次ぎましたが、結果はとても良い公演となりました。 今回、大き...
0最響の夏がやってくる!フェスタサマーミューザKAWASAKI 2016 記者発表会レポート3月30日、ミューザ川崎シンフォニーホールの企画展示室にて、今年のフェスタサマーミューザKAWASAKIの記者発表が行われました。 真夏のオーケストラの祭典としてすっかり定着したサマーミューザ、今年のテーマは「最響(さい...
0美少女マノン・恋の逃避行とその行方———METライブビューイング《マノン・レスコー》METライブビューイング、第7作のプッチーニ《マノン・レスコー》を観ました。アラーニャの歌うデ・グリュー役が素晴らしかったです! METで3月5日に収録されたこの公演は、リチャード・エアの演出、METの首席指揮者であるフ...
0【インタビュー】野田愛子(シカゴ響・ヴァイオリ二スト)———ヴァイオリンとの出会い・シカゴ響との出会い今年125年周年シカゴ交響楽団が、去る1月18・19日に、日本公演を行いました。シカゴ響の来日は7年ぶり。今回の公演は、リッカルド・ムーティが音楽監督に就任後の初の来日となりました。 オペラ・エクスプレスでは、シカゴ響に...
0年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年4月—新井巌(あらいいわお)【4月1日】2人の巨匠ピアニストの誕生日と、ワーグナーの妻の命日。 ●1866年、イタリア出身の作曲家・ピアニストのブゾーニ(フェルッチョ・ベンヴェヌート・-1924)が、フィレンツェ近郊ノエンボーリで生まれています。ブ...
0【速報】METライブビューイング2016-17ラインナップが決定———開幕は、ラトル指揮《トリスタンとイゾルデ》新演出去る2月19日、ニューヨークにて、メトロポリタン・オペラの新シーズン(2016-17)ラインナップが発表されました。現地での全27演目の上演の中から、10演目がMETライブビューイングとして、日本の映画館で上映されます。...
0オペラで愛まSHOW番外編その9~オペラde神戸《蝶々夫人》3月13日公演レポート~連載の他に「オペラ観劇して感激した!」といった話を不定期につぶやきます。題して「香盛(こうもり)修平のたわけた一日」 18年の人生を生きた蝶々さん。「蝶々夫人」が命の物語であるということを感じさせられた素晴らしい舞台でし...
0新国立劇場《イェヌーファ》公演レポート———遅咲きの「オペラ」作曲家、ヤナーチェクの野心作新国立劇場でヤナーチェクのオペラ《イェヌーファ》を観ました。素晴らしい作品を、とても良いプロダクションで堪能する事が出来ました! ヤナーチェク(1854-1928)はチェコのモラヴィア地方出身の作曲家です。20世紀前半に...
0ミステリアスな夜の雰囲気の中で繰り広げられるヴェルディの熱きオペラ——東京二期会オペラ劇場《イル・トロヴァトーレ》東京二期会でヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》初日を観ました!指揮は大人気のアンドレア・バッティストーニ。主役の四人のバランスも良く、ヴェルディの熱きオペラを堪能しました。 今回の上演は、パルマ王立歌劇場、ヴェネツィア...
0香盛修平の「こうもり」なお話 その② サラリーマン、オペラ歌手?小説家?の香盛(こうもり)修平です。 会社を一歩出ると、あるときは天井に逆さまにぶら下がりサラリーマン社会を俯瞰し、あるときはヨハン・シュトラウス「こうもり」ファルケよろしく、「オペラ」...
0王者の風格・重厚にして雄渾なサウンドに酔う———ダニエル・バレンボイム指揮 シュターツカペレ・ベルリン ブルックナー・ツィクルス レポート現代指揮界の巨匠ダニエル・バレンボイム率いるシュターツカペレ・ベルリンが9年ぶりに来日公演を行い、ブルックナーの全交響曲を短期間に演奏するという快挙を達成しました。以下は、サントリーホールでの初日となった第1番の公演、ミ...
0イヤよイヤよも好きのうち?———拝啓、アンナ・ネトレプコさま 「好きじゃない」なんて思っていてゴメンナサイ!拝啓、アンナ・ネトレプコさま 「好きじゃない」なんて思っていてゴメンナサイ! 香原斗志(オペラ評論家) 「イヤよイヤよも好きのうち」だったのかどうか判然としないのだけれど、私はアンナ・ネトレプコのことがあまり好きではなか...
0ミヒャエル・ハンペ 特別インタビュー ——「オペラの学校」すべてのオペラ愛好家、オペラの作り手、そして、オペラ嫌いのために。間もなく びわ湖ホール、神奈川県民ホールなどで上演されるワーグナー《さまよえるオランダ人》で新演出を手がけている巨匠ミヒャエル・ハンペ。昨年、彼の著書「オペラの学校」の邦訳も出版されました。この本について、そして《オラン...
0年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年3月—新井巌(あらいいわお)【3月1日】帝国劇場開場で、日本でもオペラが人気に。 ●1861年、オーストリアの歌曲王といわれた作曲家シューベルト(フランツ・1797−1828)『陰謀者(または家庭争議)』が、演奏会形式で初演。亡くなってから、33年...
0人は許す事で前進する事が出来る—私が《イェヌーファ》を愛する6つの理由新国立劇場でヤナーチェク《イェヌーファ》GP(ゲネプロ)を観てきました。大変素晴らしい仕上がりで、ここまで心に直接響いてくるオペラはなかなか無いと思いました。 演奏ついては公演の本番を観てまた書きますが、本当に貴重な上演...