【公演情報】芥川龍之介の小説がベースの新作オペラ『note to a frien...現代アメリカを代表する作曲家、デヴィッド・ラング作曲のオペラが、2月に東京文化会館で開催される。 「note to a friend」と題された本作は、芥川龍之介の小説『或旧友へ送る手記』と『点鬼簿』をベースとしている。...
9月13日開幕!ローマ歌劇場 2023年日本公演―オペラの2大人気演目《椿姫》《...9月13日(水)にヴェルディ《椿姫》(東京文化会館・15時開演)で開幕が予定されているローマ歌劇場。11日(月)には都内のホテルにて記者会見が行われました!リハーサルの合間を縫っての会見なので異例の19時スタート。ジャン...
登場人物たちの危ない心理を強烈に描いて―《午後の曳航》GPレポート二期会創立70周年記念公演、および日生劇場開場60周年記念公演として新制作された、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ作曲《午後の曳航》ゲネプロ(最終舞台稽古)を取材しました。 三島由紀夫のエッジの効いた原作を、ハンス=ウルリッ...
全ての出会いに感謝をこめて「いのちのうた」藤木大地(カウンターテナー)ロング・イ...2021年11月に新アルバム『いのちのうた~Song of Life』をキングインターナショナルからリリースした藤木大地さん(カウンターテナー)にお話を伺いました。2017年に発表した『死んだ男の残したものは』から4年、...
☆『ヴィオレッタ・メソード』予約申込受付中☆ヴィオレッタのアリア等の歌唱部分を歌うための新しく作られるメソード『ヴィオレッタ・メソード』。ヴィオレッタを初めて歌う方はもちろん、ヴェルディの他のオペラのアリア等にも応用が可能なように作られていますので、これからヴェル...
年柄年中オペラ漬け。<オペラ暦>2016年10月—新井巌(あらいいわお)【10月1日】今日は、フランスつながりが多い日です。 ●1684年、フランスの劇作家コルネイユ(ピエール・1606−)が、パリで亡くなっています。フランス古典劇の完成者で、オペラ化された作品も『ル・シッド』『ポリュート』...
香盛修平こと近藤修平の初プロデュース映画「にしきたショパン」が、オペラ発祥の地イ...ある時はオペラの舞台に!そしてある時は?オペラ・エクスプレスの気まぐれライター香盛(こうもり)修平からのお知らせです。まさにオペレッタ「こうもり」のファルケのように面白い出し物をご用意いたしました。 香盛修平(ペンネーム...
Tokyo Music Evening Yube―池袋の夕べを贅沢に堪能できる無...2020年11月1日(日)、世界的指揮者の西本智実とイルミナートフィルハーモニーオーケストラによる公募招待の野外クラシックコンサート<Tokyo Music Evening Yube>が、池袋西口公園の野外劇場「GLOB...
【立川市民オペラ2023プレイベント】立川市民オペラ合唱団特別公開練習~オペラの...イタリア人オペラ指揮者マッスィミリアーノ・ピッチョーリ氏を迎え、「カヴァレリア・ルスティカーナ」合唱部分の公開練習を行います。設立18年目となる立川市民オペラ合唱団は、現在も2023年3月の立川市民オペラ「カヴァレリア・...
0【オペラ暦】—2月21日—バレエ音楽だけではないドリーブ【2月21日】バレエ音楽だけではないドリーブ ⚫️1831年、フランスの台本作家アンリ・メイヤック(-1897)、パリで生まれています。オッフェンバックの『美しきエレーヌ』『青ひげ』などのオペレッタのほか、マスネ『マノン...
0【オペラ暦】—2月20日—ヘンデルとロッシーニの傑作が生まれた日【2月19日】ヘンデルとロッシーニの傑作が生まれた日 ⚫️1724年、ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685-1764)の中では一番上演回数も多い代表作『エジプトのジューリオ・チェーザレ』ロンドン、ヘイマーケット女王...
0【オペラ暦】—2月19日—懐かしい昭和の名歌手たちの生と死【2月19日】懐かしい昭和の名歌手たちの生と死 ⚫️1914年、リッカルド・ザンドナーイ(1883—1944)『フランチェスカ・ダ・リミニ』、トリノ、王立歌劇場で初演。当時、人気作家だった原作者ダンヌンツィオの協力を得て...
0【オペラ暦】—2月18日—第二次世界大戦中に『賢い女』初演【2月18日】第二次世界大戦中に『賢い女』初演 ⚫️1837年、ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848)『ピーア・デ・トロメイ』、ヴェネツィア、アポロ劇場で初演。 ⚫️1902年、ジュール=エミル=フレデリク・マス...
0【オペラ暦】—2月17日—人気オペラ『仮面舞踏会』『蝶々夫人』の初演の日【2月17日】人気オペラ『仮面舞踏会』『蝶々夫人』の初演の日 ⚫️1856年、ドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネ(1797-)、パリで死去。彼の作品である『ヴィルヘルム・ラトクリフ』は、マスカーニ、キュイによってオペラ化。...
0【オペラ暦】—2月16日—伝説の名歌手フラスキーニの誕生【2月16日】伝説の名歌手フラスキーニの誕生 ⚫️1816年、ヴェルディの初期作品や『仮面舞踏会』の初演で主役を務めたテノール、ガエターノ・フラスキーニ(-1887)が、パヴィーアで生まれています。 ⚫️1854年、ジャ...
0【オペラ暦】—2月15日—傑作が、次々と初演されています【2月15日】傑作が、次々と初演されています ⚫️1845年、ジュゼッペ・ヴェルディ(1913-1901)『ジョヴァンナ・ダルコ』ミラノ、スカラ座で初演。ジャンヌ・ダルクの話ですが、史実とはかなり違う結末になっています。...
0【オペラ暦】—2月14日—モンテヴェルディの後継者カヴァッリ誕生【2月14日】モンテヴェルディの後継者カヴァッリ誕生 ⚫️1602年、モンテヴェルディの後継者であり、オペラを一般大衆に普及させたフランチェスコ・カヴァッリ(-1676)がクレーマで生まれています。 ⚫️1829年、ヴィ...
0アンドレア・バッティストーニ(指揮)が語る、「リゴレット」の魅力日本ヴェルディ協会主催による、アンドレア・バッティストーニ氏(指揮者)の講演会が開かれました!2月19日にプレミエを迎える、二期会公演「リゴレット」 のために来日中のバッティストーニ氏。その公演に先立ち、「リゴレット」を...
2【オペラ暦】—2月13日—ワーグナー、ヴェネツィアに死す!【2月13日】ワーグナー、ヴェネツィアに死す! ⚫️1883年、リヒャルト・ワーグナー(1813—)が、ヴェネツィアのヴェンドラミン・カレルジ宮で亡くなっています。3日後の16日朝、黒い布に覆われたゴンドラが、ヴェンドラ...
0【オペラ暦】—2月12日—畑中良輔とゼッフィレッリの誕生日【2月12日】畑中良輔とゼッフィレッリの誕生日 ⚫️1889年、アントニーン・ドヴォルジャーク(1841—1904)『ヤコビーン(ジャコバン党員)』が、プラハの国民劇場で初演。 ⚫️1894年、ハンス・フォン・ビューロー...
0【オペラ暦】—2月11日—ドニゼッティとヴェルディ、新旧の入れ替えが始まる【2月11日】ドニゼッティとヴェルディ、新旧の入れ替えが始まる ⚫️1768年、モーツァルトよりちょっと前のオペラ作曲家ニコロ・ヨンメッリ(1714—74)『フェトンテ』が、ルートヴィヒスブルクで初演。この作品は、グルッ...
0【オペラ暦】—2月10日—唯一のオペラの初演に間に合わなかったオッフェンバック【2月10日】唯一のオペラの初演に間に合わなかったオッフェンバック ⚫️1881年、オペレッタの帝王と呼ばれたジャック・オフェンバック(1819-80)でしたが、なんとか“オペラ”を作曲したいという希望があり『ホフマン物...
0【公演レポート】東京オペラ・プロデュース《シンデレラ》東京オペラ・プロデュース公演、ヴォルフ=フェラーリ作曲の《シンデレラ》に行って来ました。めずらしいオペラの日本初演に立ち会えた貴重な経験でした! 作曲家エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876 – 1948...
0【オペラ暦】—2月9日—ヴェルディの最後にして最高のオペラの初演【2月9日】ヴェルディの最後にして最高のオペラの初演 ⚫️なんといっても、この日のハイライトは、1893年、ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)の最後のオペラ作品『ファルスタッフ』が、ミラノ・スカラ座で初演された...
0【オペラ暦】—2月8日—アメリンクが歌った、唯1曲のオペラは?【2月8日】アメリンクが歌った、唯1曲のオペラは? ⚫️1874年、プーシキンの同名の戯曲から材をとったモデスト・ペトロヴィチ・ムソルギスキー(1839-75)の『ボリス・ゴドゥノフ』が、ペテルブルクのマリインスキー劇場...
0【オペラ暦】—2月7日—モーツアルトVSサリエリの激突【2月7日】モーツアルトVSサリエリの激突 ⚫️1786年、アントーニオ・サリエリ(1750-1825)『まずは音楽、それから言葉』が、ウィーンのシェーンブルン宮殿で初演。同時にウォルフガング・アマデウス・モーツアルト(...
0【オペラ暦】—2月6日—ゴルドーニから中山悌一まで【2月6日】ゴルドーニから中山悌一まで ⚫️1793年、ヴェネツィアで生まれ、当時人気の即興劇<コンメディア・デッラルテ>を批判。カルロ・ゴッツィ(1720−1806)などと対立し、その後パリで活躍した劇作家カルロ・ゴル...
0【オペラ暦】—2月5日—ヴェルディの名作『オテッロ』が初演【2月5日】ヴェルディの名作『オテッロ』が初演 ⚫️何と言ってもこの日のハイライトは、1887年、ジュゼッペ・ヴェルディ(1813−1901)の名作『オテッロ』が、ミラノ・スカラ座で初演されたこと。 ⚫️時代は遡って17...
0【オペラ暦】—2月4日—多作なオペラ作曲家だったドニゼッティ【2月4日】多作なオペラ作曲家だったドニゼッティ ⚫️1824年、ガエターノ・ドニゼッティ(1797−1848)の『当惑した家庭教師』が、ローマのテアトロ・ヴァッレで初演。1836年、同じくドニゼッティ『ベリザーリオ』が...
0【オペラ暦】—2月3日—懐かしいオペラの巨匠セラフィン【2月3日】懐かしいオペラの巨匠セラフィン ⚫️1809年には、創作したオペラはほとんど未完に終わっていますが、フェリックス・メンデスゾーン=バルトルディ(-1847)がハンブルクで生誕。 ⚫️1823年、ジョアキーノ・...
0【オペラ暦】—2月2日—この日は、古今の名歌手たちの記念日【2月2日】この日は、古今の名歌手たちの記念日 ⚫️1900年、ギュスターヴ・シャルパンティエ(1860-1956)の『ルイーズ』がパリのオペラ・コミック座で初演されています。ヴェリズモ・オペラのフランス版として今なお人...
0【オペラ暦】—2月1日—プッチーニにとって、この日は幸運の日【2月1日】プッチーニにとって、この日は幸運の日 ⚫️この日は、ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)にとって、忘れられない日となったはずです。1893年のこの日、第3作目にして初めて成功作となった『マノン・レスコー...
0【オペラ暦】—1月31日—生前に上演されずに終わったシューベルト【1月31日】生前に上演されずに終わったシューベルト ⚫️1727年、ヘンデル『アドメート』がロンドンで初演。 ⚫️1797年、歌曲王フランツ・シューベルト(−1828)がウィーンで生誕。彼も数編のオペラを書いていますが...
0写真を聴く —〈その3〉心に「刺さる」歌声《写真を聴く》担当、オペラ写真家の長澤直子です。前回の投稿から大分時間が経ってしまいましたが、連載第3回目です。 先日、久々に、ご贔屓の歌手の方々が揃う演奏会に出掛けました。いやぁー、純粋に心おきなく好き(勝手)に音楽に...
0【オペラ暦】—1月30日—日本を代表するオペラ『夕鶴』初演【1月30日】日本を代表するオペラ『夕鶴』初演 ⚫️1838年、ドニゼッティ『マリア・デ・ルーデンツ』が、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場で初演。 ⚫️1952年、團伊玖磨(1924-2001)『夕鶴』大阪朝日会館で初演。...
0【オペラ暦】—1月29日—ヘンデルを脅かした『乞食オペラ』【1月29日】ヘンデルを脅かした『乞食オペラ』 ⚫️1728年、ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667−1752)『乞食オペラ』がロンドンのリンカーズンス・イン・フィールズで初演され、その人気はヘンデルをも脅かしたとい...
0【オペラ暦】—1月28日—浅草オペラから、タリアヴィーニまで【1月28日】浅草オペラから、タリアヴィーニまで ⚫️浅草オペラ華やかなりし頃は、「岩にもたれた美しき人よ」という歌詞は一世を風靡したフランソワ・オーベール(1782−1871)『フラ・ディアボロ』が、1830年、パリの...
0【オペラ暦】—1月27日—オペラ・ファンにとっては聖なる日とも言える日【1月27日】オペラ・ファンにとっては聖なる日とも言える日 ⚫️1756年には、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト((−1791)がザルツブルクで生誕。オペラ作品としては、10歳頃に作っ...
0【公演レポート】藤原歌劇団創立80周年記念公演《ファルスタッフ》藤原歌劇団が上演したヴェルディ《ファルスタッフ》を観てきました。感動しました!!! このオペラは藤原歌劇団創立80周年記念公演の一環として上演されました。イタリア・オペラが多い藤原ですが、《ファルスタッフ》を取り上げるの...
0【オペラ暦】—1月26日—『コジ』と『ばらの騎士』【1月26日】『コジ』と『ばらの騎士』 ⚫1790年、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756−91)『コジ・ファン・トゥッテ』が、ウィーンのブルグ劇場で初演。初演ではそこそこの好評を得たものの、この作品を依頼...
0【オペラ暦】—1月25日—ロッシーニからフルトヴェングラーまで【1月25日】ロッシーニからフルトヴェングラーまで ⚫️1817年ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868)『チェネレントラ』がローマのヴァッレ劇場で初演。かつて日本では『シンデレラ』と呼ばれていましたが、私たちに馴...
0【オペラ暦】—1月24日—フランス劇壇の風雲児ボーマルシェ【1月24日】フランス劇壇の風雲児ボーマルシェ ⚫️1732年、『フィガロの結婚』『セビリアの理髪師』などでフランス劇壇に旋風を巻き起こした風雲児ピエール=オギュスタン・ボーマルシェ(-1799)が、パリで生誕。 彼の生...
0【オペラ暦】—1月23日—スタンダールは大のオペラ好き【1月23日】スタンダールは大のオペラ好き ⚫️1781年ニコロ・ピッチンニ(1728−1800)『トーリードのイフェジェニー』が、パリのオペラ座で初演。 ⚫️1783年、無類のオペラ好きで、生涯チマローザ、モーツァルト...
0【オペラ暦】—1月22日—漂泊の詩人バイロンは、オペラ原作の宝庫【1月22日】漂泊の詩人バイロンは、オペラ原作の宝庫 ⚫️1788年、ジョージ・ゴードン・バイロン(1788−1824)が、ロンドンで生まれています。彼の作品は、ヴェルディの『二人のフォスカリ』『海賊』や、ドニゼッティ『...
0【オペラ暦】—1月21日—『イエヌーファ』から、ドミンゴ様まで【1月21日】『イエヌーファ』から、ドミンゴ様まで ⚫️1904年、チェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェク(1854−1928)の『イエヌーファ』が、ブルーノのヴェヴェジー劇場で初演。原題は「彼女の養女」という意味。ヤナー...
0【オペラ暦】—1月20日—ぼちぼち知られても良いロルツィング【1月20日】ぼちぼち知られても良いロルツィング ⚫️1851年アルベルト・ロルツィング(1801−51)『オペラのお稽古』が、フランクフルト・アム・マイン市立劇場で初演。 ⚫️1892年、アルフレード・カタラーニ(18...
0【公演レポート】新国立劇場《さまよえるオランダ人》新国立劇場の《さまよえるオランダ人》初日に行ってきました。ドラマチックな声の共演が、暗い情熱を持つこの作品を見事に描いていました。 ワーグナーがそれまで書いた三作の後、初めて独自の境地に達した《さまよえるオランダ人》。今...
0新井巌の【オペラ暦】—1月19日—『イル・トロヴァトーレ』『マノン』名作ぞくぞく初演【1月19日】】『イル・トロヴァトーレ』『マノン』名作ぞくぞく初演 ⚫️1853年、ジュゼッペ・ヴェルディ(1813−1901)の『イル・トロヴァトーレ』が、ローマのアポロ劇場で初演。ヴィスコンティ監督『夏の嵐』の冒頭、...
0新井巌の【オペラ暦】—1月18日—フランスのオペラ作曲家リュリの出世作【1月18日】フランスのオペラ作曲家リュリの出世作 ⚫️1684年ジャン=バティスト・リュリ(1632−87)『アマディス』初演。従来からの神話ではなく騎士アマディスの冒険を描いた作品として注目されました。 ⚫️1841...
0新井巌の【オペラ暦】—1月17日—ヴェネツィアで生まれ、亡くなったアルビノーニ【1月17日】ヴェネツィアで生まれ、亡くなったアルビノーニ ⚫️1751年、昨今では『アルビノーニのアダージョ』で知られているトマゾ・アルビノーニ(1671−)ですが、『見捨てられたディドーネ』(1725)など80曲もの...
0新井巌の【オペラ暦】—1月16日—20世紀最大の指揮者トスカニーニ【1月16日】20世紀最大の指揮者トスカニーニ ⚫️この日最大の出来事といえば、20世紀でもっとも影響力のあった指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ(1867−)が、1957年のこの日ニューヨークで死去しています。若くして才...
0新井巌の【オペラ暦】—1月15日—モリエールもオペラに貢献【1月15日】モリエールもオペラに貢献 ⚫️1622年、フランス古典劇の大御所ジャン=バティスト・モリエール(−1673)受洗。生誕日は不明ですが受洗された日が、この日。オペラとの関係は、ジャン=バティスト・リュリ(16...
0新井巌の【オペラ暦】—1月14日—あの『トスカ』が初演から115年【1月14日】あの『トスカ』が初演から115年 ⚫️1900年、ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)の代表作『トスカ』が、ローマのコスタンツィ劇場で初演。因みに『トスカ』の時代背景となった年が、ちょうど100年前の...
0新井巌の【オペラ暦】—1月13日—若き日のモーツアルトのオペラ・ブッファ【1月13日】若き日のモーツアルトのオペラ・ブッファ ⚫️1775年、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756−91)『偽りの女庭師』が、ミュンヘンの宮廷劇場で初演。 ⚫️1936年、名バリトンのレナート・ブル...
0新井巌の【オペラ暦】—1月12日—「マドンナの宝石」だけではないヴォルフ=フェラーリ再評価【1月12日】「マドンナの宝石」だけではないヴォルフ=フェラーリ再評価 ⚫️ガエターノ・ドニゼッティ(1797—1848)の『カテリーナ・コロナーロ』が、1844年にナポリのサン・カルロ歌劇場で初演。ヴェネツィアの貴族の...
0新井巌の【オペラ暦】—1月11日—スタンダールが愛したチマローザ【1月11日】スタンダールが愛したチマローザ ⚫️今日では『秘密の結婚』程度しか上演されないドメニコ・チマローザ(1749-)が、ヴェネツィアで亡くなったのが1801年のこの日。当時ナポリ派のオペラ作曲家として一世を風靡...
0新井巌の【オペラ暦】—1月10日—キーワードは、『ドン・カルロ』と名バリトン【1月10日】キーワードは、『ドン・カルロ』と名バリトン ⚫️1884年のこの日、ヴェルディの『ドン・カルロ』のミラノ・スカラ座で改訂版が初演されています。もともとは、パリ・オペラ座での『ドン・カルロス』で、1867年3...
0新井巌の【オペラ暦】—1月9日—ニューヨークのメトロポリタンオペラ、スター誕生の裏の仕掛け人...【1月9日】ニューヨークのメトロポリタンオペラ、スター誕生の裏の仕掛け人! ⚫️1902年のこの日、ルドルフ・ビング(—1997)誕生。といって頷かれる方は、かなりのオペラ通。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の名支配人...
0新井巌の【オペラ暦】—1月8日—派閥争いは恋の腹いせ??ワーグナーの弟子、フォン・ビューロー...【1月8日】派閥争いは恋の腹いせ??ワーグナーの弟子、フォン・ビューロー生まれる ⚫️1735年、ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685−1759)の『アリオダンテ』が、ロンドンのコヴェントガーデンで初演されています...
4写真を聴く —〈その2〉ああ、父娘の愛と相克の話って、どうして早く教えてくれなかったの・・・。《写真を聴く》担当、オペラ写真家の長澤直子です。今回は、いきなり嘆き(?)で始まってしまいましたが、連載第2回目、宜しくお願い致します。 皆さまはオペラをご覧になる前に、「予習」はなさいますか?ほとんどの方が、「する」と...
0新井巌の【オペラ暦】—1月7日—キーワードはモスクワ、パリ【1月7日】キーワードはモスクワ、パリ ⚫️1898年、「インドのうた」で有名なニコライ・アンドレイエヴィチ・リムスキー=コルサコフ(1844−1908)の1幕の歌劇『サトコ』がモスクワで初演。 ⚫️1899年、フランス...
0新井巌の【オペラ暦】—1月6日—キーワードはキーワードは救世主、ヴィヴァルディ【1月6日】キーワードは救世主、ヴィヴァルディ ⚫️1412年頃フランスの救世主ジャンヌ・ダルク(−1431)が生まれた日とされています。彼女を主人公としたオペラは、ジュゼッペ・ヴェルディ(1813−1901)の『ジョヴ...
0新井巌の【オペラ暦】—1月5日—キーワードは劇場、バイロイト【1月5日】キーワードは劇場、バイロイト ⚫️1888年にスメタナ劇場が開場。 ⚫️1917年、ワーグナーの孫で、戦後の新しいワーグナー演出の基礎を築いたヴィーランド・ワーグナー(-1966)がバイロイトで生まれています...
1新井巌の【オペラ暦】—1月4日—キーワードはナポリ【1月4日】キーワードはナポリ ⚫️1710年、イェージでジョヴァンニ・バッテスタ・ペルゴレージ(-1736)が生まれています。初期ナポリ楽派のもっとも重要な作曲家であった彼は、オペラ・ファンには喜歌劇『奥様女中』(奥様...
0新井巌の【オペラ暦】—1月3日—キーワードは台本、ドニゼッティ【1月3日】キーワードは台本、ドニゼッティ ⚫️ウィーン宮廷詩人として絶大な権勢を誇った劇詩人ピエトロ・メタスタージオ(−1782)が、生まれたのが1698年のこの日。『セミラーミデ』『皇帝ティートの慈悲』『オリンピアー...
0新井巌の【オペラ暦】—1月2日—キーワードはワーグナー、テノール【1月2日】キーワードはワーグナー、テノール ⚫️1843年、リヒャルト・ワーグナー(1813−83)の出世作『さまよえるオランダ人』が、ドレスデン宮廷歌劇場で作曲者自身の指揮で初演されています。 ⚫️20世紀前半に活躍...
0写真を聴く —〈その1〉桜吹雪は愛の特効薬??新年おめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。 本日よりの新連載、《写真を聴く》は、長澤直子が担当です。こちらは、私がこれまでに撮影させて頂いた中から、思い入れ深い1枚を毎回選んで、皆さまにご紹介して参ります。不...
0♪謹賀新年♪---2015年も素敵なオペラ体験を!いつも「オペラ・エクスプレス」にご訪問頂きまして、誠にありがとうございます。 2015年も、宜しくご指導のほど、お願い申し上げます。今年もまた素敵なオペラ体験が、沢山たくさん訪れますように心から祈っております。
01年中オペラ漬けの日々を送るためのガイド!新井巌の【オペラ暦】はじめまして、新井巌です。 読者の皆さま、あけましておめでとうございます。本日よりの新連載、《オペラ暦》の新井巌と申します。この度、ご縁を頂き、「オペラ・エクスプレス」で《オペラ暦》を担当する運びとなりました。このコーナ...
02014年の「オペラ・エクスプレス」を振り返る~ほぼ毎日オペラ!2014年も残すところ、後数時間となりました。読者の皆さま、ご愛読頂きまして、誠にありがとうございました。来年もまた、宜しくお願い申し上げますm(__)m さて、2014年を終える間際に、今年を少々振り返っておきたいと思...
0【公演レポート】東京シティオペラ《外套》《修道女アンジェリカ》東京シティオペラ協会公演の《外套》《修道女アンジェリカ》に行ってきました!土日公演ですが、私が観たのは日曜日です。東京シティオペラ協会は、1994年に《蝶々夫人》で旗揚して以来、自主自立でオペラの上演を続けて来た団体だそ...
2【インタビュー】安藤赴美子(ソプラノ)-part3Fumiko Ando, soprano interview [wc_fa icon=”microphone” margin_left=”” margin_right=...
0【インタビュー】安藤赴美子(ソプラノ)-part2Fumiko Ando, soprano interview 【インタビュー】安藤赴美子(ソプラノ)-part1はこちら [wc_fa icon=”microphone” margin_left=...
0【公演レポート】 こんにゃく座《アルレッキーノ》-二人の主人を一度に持つと六本木の俳優座で、こんにゃく座のオペラ《アルレッキーノ》 – 二人の主人を一度に持つと – を観てきました。凄いですね、これ!!! 日本語の創作オペラを上演するオペラシアター『こんにゃく座』の名声...
0【インタビュー】安藤赴美子(ソプラノ)-part1Fumiko Ando, soprano interview [wc_fa icon=”microphone” margin_left=”” margin_right=...
0【公演レポート】日生劇場《アイナダマール(涙の泉)》11月15日【公演レポート】日生劇場で日本初演のオペラ《アイナダマール》を観ました。 《アイナダマール》とはアラビア語で「涙の泉」という意味だそうです。20世紀前半、スペイン内乱の時期にファシストによって殺害された詩人、フェデリコ・...
0【公演レポート】サントリーホール オペラ・アカデミー公演《愛の妙薬》【公演レポート】 サントリーホール オペラ・アカデミー公演 ドニゼッティ《愛の妙薬》 欧米のオペラ・ハウスのような馬蹄形の客席を持つよこすか芸術劇場で《愛の妙薬》を観て来ました!先日、稽古場レポートをお届けしたサントリー...
0【公演レポート】藤原歌劇団創立80周年記念公演《ラ・ボエーム》【公演レポート】 藤原歌劇団創立80周年記念公演、プッチーニ《ラ・ボエーム》を観ました! 1934年(昭和9年)6月に往年の名テノール歌手、藤原義江が中心となり東京の日比谷公会堂でプッチーニ《ラ・ボエーム》を上演しました...
1【稽古場レポート】サントリーホール オペラ・アカデミー公演《愛の妙薬》【稽古場レポート】 サントリーホール オペラ・アカデミー公演《愛の妙薬》 サントリーホールのオペラ・アカデミーがドニゼッティ《愛の妙薬》を上演します。横須賀公演は11月9日(日)、東京公演は11月13日(木)、岡崎(愛知...
5【インタビュー】ジュゼッペ・サッバティーニ【稽古場レポート】サントリーホール オペラ・アカデミー公演《愛の妙薬》を読む 【インタビュー】 ジュゼッペ・サッバティーニ (サントリーホール オペラ・アカデミー エグゼクティブ・ファカルティ) 「サントリーホールのオペ...
1【公演レポート】東京オペラ・プロデュース《戯れ言の饗宴》10月26日東京オペラ・プロデュース「戯れ言の饗宴」を新国立劇場 中劇場で観てきました! photo by Naoko Nagasawa ジョルダーノのオペラといえば「アンドレア・シェニエ」(1896年)が良く知られていますが、この...
0【新譜CD紹介】“アップレッソ”-ソプラノ名曲集-安藤赴美子ソプラノの安藤赴美子さんが、Octavia Recordから初のソロ・アルバムを出しました!安藤さんといえば美しい舞台姿と豊かな美声で、今年も二期会の《ドン・カルロ》エリザベッタ役を歌うなど、大活躍が続いています。 アル...
4【記者懇親会レポート】錦織健プロデュース・オペラ《後宮からの逃走》10月23日(木)東京・銀座で、錦織健プロデュース・オペラVol.6、モーツァルト《後宮からの逃走》の記者懇親会がありました。出席は錦織健、佐藤美枝子、市原愛、池田直樹の各氏。 photo by Naoko Nagasa...
0【公演レポート】ポッペーアの戴冠東京オペラシティ・コンサートホールでラ・ヴェネクシアーナ演奏の素晴らしい「ポッペーアの戴冠」(モンテヴェルディ)を聴いてきました! 「ポッペーアの戴冠」はモンテヴェルディの最後のオペラです。今回の「ポッペーア」はコンサー...
0【公演レポート】首都オペラ《アラベラ》【公演レポート】首都オペラ《アラベラ》 神奈川県民ホールで上演された首都オペラ《アラベラ》初日を観劇しました。 首都オペラは1989年に《オテロ》で旗揚げ公演を行って以来、今回の演目が第23回目になるという老舗のオペラ団...
1公演レビュー:新国立劇場《パルジファル》仏教に救済を見出した《パルジファル》 新国立劇場の今シーズン開幕公演、ワーグナー《パルジファル》を観た。芸術監督が、昨年までの尾高忠明から飯守泰次郎に代わった最初の演目で、しかも本人の指揮ということで注目の初日であった。...
0新国立劇場《パルジファル》でシーズン開幕!新国立劇場《パルジファル》でシーズン開幕! 10月2日、初台の新国立劇場でオペラのシーズン開幕公演がおこなわれました。演目はワーグナーの《パルジファル》。9月に芸術監督に就任したばかりの飯守泰次郎の指揮。演出はオペラ界の...